共通点を持つ車種

共通点を持つ車種

兄弟というより双子

車を販売するために開発、設計を行うためには多大な費用が掛かります。
しかし、これが一台のために行うのではなく、複数の車種のために行うという形ではどうでしょう。
2台分の開発費であれば単純に1/2、3台分の開発費であれば1/3になるのです。
とはいっても全く同じ車を違う販売店で販売しても大きな売り上げにはつながりません。
そこで国産車が昔からよくとってきた方法が兄弟車というものです。
1つのモデルを開発し、後付けできるパーツで2つのモデルを生み出すというもので、体外の場合は違う販売チャネルによって販売され、車名も別のものとします。
最近では自動車販売台数が芳しくないのであまりこの方法をとる自動車メーカーは少なくなりましたが、トヨタは今でもこの方法で見た目だけのラインナップ数を増やしています。
有名なところでは大型ミニバンのアルファードとヴェルファイア、中型ミニバンのノアとヴォクシーで、どちらのパターンも基本となるものは全く同じで、簡単に付け替えられるヘッドライトアッセンブリーやリヤコンビネーションランプ、外装パーツなどで差別化を行い、あたかも全く違う車として販売しています。
驚くのはそれしか差別化を行っていないにもかかわらず、車の持つイメージをガラリと変えてしまうことで、この辺は正に「販売戦略のトヨタ」がうまく活きているところでもあります。
アルファードとヴェルファイアでは、大人のアルファードに対して、土建系のヴェルファイアとし、ノアとヴォクシーに関しても、完全ファミリーカーにノアに対して、若干男臭さをうたったヴォクシーと全く正反対の性格を持つ車にまで仕上げてしまうのです。
ほとんどはフロントフェイスとボディカラー、宣伝効果によるものが大きいのですが、よく考えてみれば全く同じ車ですので、性能面で違いがあるというものではありません。

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